違和感のある意見で、こんな間違いをしていませんか?
違和感のある意見は無視する…なんて間違ったことしてませんよね⁉︎
私は、違和感のある意見を言われた時、若い頃は多分
「何言ってるの、この人?」
と露骨にけげんそうな顔をしていました(苦笑)
負けん気が強かったんですね、スポーツ選手でしたし。
まさか、無視したりしていませんよね?
「違和感」というのは、自分の中に芽生えた感情。
相手の言っていることに対しての自分の反応です。
反応したことを、そのままにすることがもったいない!
私は多分、若い頃は顔に出ていたけど、
意見は最後まで聞くようにしていました。
なぜか?
1)常識に照らしてモノを言っているだけなのか?
2)何か意図があって言っているのか?
3)私のことを思ってくれて、言っているのか?
4)ただ、イヤミを言っているのか?
という4つの本質があると思っていたからです。
特に、2)についてを意識していました。
違和感のある意見には、ヒントが詰まっている!
なぜかというと、違和感のある意見は、冷静に本質を見ると
●自分のヒントになることがある。
●自分とは異なる視点にある、共通性を見いだせる。
●意図に隠されている違う視点に成長ポイントがある。
などを若い頃から、感じていたからです。
その上で、自分がどうしたらいいのか?
を考え、その時の最善を選択する。
そんな風に過ごしてきました。
もちろん、信頼できる人からのアドバイスで
やる必要があると思ったことはやってみたりもしていました。
一方で、「自分もこうやってやってきたから」
ということについての根拠を
筋道立てて話せない人の意見は聞かなかった
…かもしれません。
筋道立てて話せる人の意見というのは、
★経験という主観を他の人にもできるように、
「本質を客観的な話」に置き換えられている。
★筋道立てて話せるようになるまでには、
なんども、本質的に似ている経験を積み重ねている。
その中から、成果につながる法則を導き出している。
★なんども、なんども、くり返し考えて結論に達し、
伝えてくれているケースが多い。
というわけで、違和感のある意見を言われた時は、
その相手の方が
4つのどの考え、想いから発する言葉なのか
を吟味します。
1)常識に照らしてモノを言っているだけなのか?
2)何か意図があって言っているのか?
3)私のことを思ってくれて、言っているのか?
4)ただ、イヤミを言っているのか?
その上で、意図や本質を聞いて
「なるほど」と思うことにはチャレンジしてみたり、
その意図をご本人からじっくり聞いてみたりします。
意図や本質を聞けるためには、
日頃から、「なぜ、それをするのか?」
という「なぜ?」を大切にするマインドが必要です。
だって、でも、どうせ、とりあえず
という言葉を発する人は、まだ、
マインド・セットができていない可能性も高いです。
それから、違和感のある意見をそのままにする人も
自分の成し遂げたいことに向かう
マインド・セットができていないケースもあります。
敗者が勝ちにいくには、
違和感のある意見、感情的に納得の行かないことも
自分の成長の糧にするくらいのハングリーさは
必要です。
ですが…
言われたことを「なぜするのか?」を考えずに、
「言われたから」行動するのは、もっと無しです。